道の駅 龍勢会館
基本情報飲食産直・特産品龍勢会館&資料館

旬の朝取り野菜や手作り加工品が人気!

龍勢会館が道の駅として登録されるよりも前、つまり、同施設が単なる資料館としてしばらく営業していた頃に建てられた農産物直売所の運営元は、実は農協であったという過去を知る者は、おそらくもう関係者くらいであろう。
龍勢茶屋
利用者にとってはどうでもいい知識なので、忘れてもらって一向に構わない知識であるが、さらに付け加えておくと、現在、龍勢茶屋内で営業を続けている直売所は、㈱龍勢の町よしだが管轄しており、売場に並ぶ産直野菜は、地元農家の方が直接値付けを行っているという。

そんな龍勢茶屋は店内の改修工事を経て、2014年4月にリニューアルオープンした。

直売所の方も、什器の入替えやレイアウトなどが一新され、以前よりも買い物しやすい売り場へと生まれ変わったので、新生〝龍勢茶屋〟でゆっくりと買い物を楽しんでほしい。

龍勢茶屋:物産館の風景と特産品情報

龍勢会館入口龍勢茶屋は改修工事を経て、店内の様子が少し変わったという点については、冒頭で触れたとおりである。

直売コーナーも例外ではなく、什器の入替えやレジの移設など、店内のレイアウトが変更されたため、通路なども心なし拡張されていた(ような気がする…)。

そのため、改修前とは比べ物にならないほど快適な売り場になった!と言うほどのものではないが、立ち寄り客は、それなりに広々とした空間で買い物を楽しめるのではないだろうか。
直売所内の風景
【画像:上】直売所の風景。特にこれといって特徴もなければ、店内はやや薄暗く活気もいまいちであるが、木のぬくもりが感じられる山間部の売店らしい落ち着いた雰囲気を醸し出している。店内では、駅スタッフと朝取り野菜を持ち寄る生産者が互いに交わす「おはようございます!」という挨拶が良く聞こえ、田舎らしいほのぼのとした光景が新鮮であった。また、平日の早朝にも関わらず客足が途絶えないのは、観光客以外にも、周辺住民の利用者が多いのかもしれない。
野菜コーナー
【画像:上】直売所のメインともいえる野菜コーナー。開店間もない時間帯ということもあって、陳列棚には空きスペースも目立つが、地元の生産者が入店しては持ち寄った朝取り野菜を次々に並べていくため、時間と共に棚は農作物が占拠していくのだろう(もしくは、時期的に収穫野菜が少ないのか…)。陳列棚には、吉田地区を代表するキュウリやトマトをはじめ、ナスやカボチャ、ピーマン、じゃがいもといった定番野菜も取り揃えている。また、時期的に今が最盛期のかぼすなどは、特に品数充実していたほか、ズイキなど、珍しい野菜に出会うこともできた。
果物、切り花コーナー
【①】主に地元(秩父吉田)で収穫された旬のフルーツが並ぶ果物コーナー。時期的にぶどうの季節ということで、棚は様々な品種のぶどうで賑わっていた。ちなみに、一部の品種は試食もできる。

【②】店内に設けられた切り花コーナー。同駅では園芸品にあまり力を入れていないのか、店先で販売していた草花や野菜苗の数も少ない。

【③】龍勢茶屋に来たら、必ず買って帰るという人も多い名物『七平とうふ』。地元の豆腐店が作る『七平とうふ』は、しっかりとした固めの歯ごたえと大豆の豊かな風味が特徴のずっしりとした木綿豆腐である。既成のパックに入れず、ビニール袋に入れて販売している点も、どこか懐かしさを感じさせてくれる。

【④】地元のかあちゃんグループが作る手作り味噌が『ちちぶ よしだみそ』だ。地元産の素材にこだわった米みそで『七平とうふ』同様、秩父吉田を代表する加工食品である。ちなみに、名物『よしだみそ』は、龍勢茶屋のほか、吉田元気村でも販売しているとのこと。
加工食品1
【画像:上】左から順に、秩父産のそば粉、せきた食品の生そば・うどん(半生そばは食レポで紹介)、主に漬物類が並ぶ加工食品コーナー。ちなみに、秩父地方(皆野、小鹿野、両神周辺)で白菜の代わりに栽培されてきたとされる〝しゃくし菜〟関連の加工食品は特に充実しており、しゃくし菜コーナー(醤油漬け、しぐれ煮、わさび漬、たまり漬など)が設けられていた。
加工食品2
【①】秩父の地酒を集めた酒コーナー。日本酒(秩父小次郎、秩父錦、草の乱 …etc)はもちろん、ワインも充実しており、秩父でとれるフルーツ(ブルーベリー、かぼす、梅など)を使用したフルーティーな味わいが楽しめるワインも取り揃えているため、女性にも喜ばれそうな土産品になりそうだ。

【②・③・④】左から順に、秩父吉田産の食材を使用したオリジナルジャム(イチゴ、ゆずマーマレード、ブルーベリー、梅の4種類)、同駅人気商品のひとつという一押し商品、秩父産の柚子と唐辛子を使った『柚子ぴりっ』、そして、秩父特産のこんにゃく、古代米などが並ぶ加工食品コーナー。
菓子類、あの花コーナー
【①】秩父吉田と深いかかわりがあるわけではないと思われるが、山間部に位置する田舎町ということで設けたと思われる昔懐かし(というレベルのものでもないか…)駄菓子コーナー。特にここでしか食べられないようなレアな駄菓子が揃っているというわけではない。

【②】一方、こちらは知る人ぞ知る、彩の国優良ブランド品のひとつ『秩父飴』。創業150年の伝統を守る勅使河原製菓(秩父市)が作る、昔ながらの素朴な味わいがクセになる一品。

【③】『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない(通称:あの花)』関連商品コーナー。『あの花』に登場する主要キャラクターがプリントされたオリジナルラベルのミネラルウォーターは、秩父源流水を閉じ込めた天然ミネラルが溶け込んだ石清水でクセのないまろやかな水だそうだが、500mlで180円という、かなり強気の値段なので試飲はしていない。一方、クッキーの方は、なかなかどうして、プリントされているキャラクターの絵がいい仕事をしているが、特に『あの花』ファンというわけではないため、こちらも未購入。したがって、味についてはノーコメント…
工芸品コーナー
【①】私がサクッと調べたにわか知識によると、どうやら秩父エリアは、思いのほか菓子屋が多いらしい。そのため、店内には昭和時代を思い出すような素朴な菓子類が充実している。

【②】秩父産の原材料を使用した小鹿野生まれのご当地プリンも販売!

【③・④】店内の片隅では、山間部らしい手作りの工芸品や雑貨類なども取り揃えている。

特産品みやげ試食レポ

直売所で販売していた産直野菜や特産品を試食してみたので、感想を述べておこう。
吉田産の野菜
今回、龍勢茶屋の物産館で購入した野菜は、ピーマン(100円 / 14個)、キュウリ(200円 / 6本)、ナス(120円 / 5本)の3点。価格に関しては、地元のスーパーで購入するよりも、だいぶリーズナブルな価格設定といえるだろう。特に今回のピーマンに関しては、1つ、2つ不格好な形のものも混ざってはいたものの、14個で100円は、かなりお得だ!もちろん、味の方も、近隣のスーパーで販売している野菜と変わらない(むしろ鮮度は良いほう)
秩父地そば
【画像:左】知る人ぞ知るご当地土産が、こちらの『肉らしい豆な嫁』(当時:540円)である。私も秩父に来るとたまに買ってしまうのだが、これは鶏肉みたいな味わいが楽しめる大豆でできたヘルシーな加工食品なのだ。シリーズ化されているらしく、何種類かあるようだが、個人的には『肉らしい豆な嫁』がおススメである。煮てよし!炒めてよし!揚げてよし!と、調理方法は様々だが、やはり一番のおススメは揚げ物である。ぬるま湯に30分程度浸した製品の水気を切ったら、唐揚げ粉などをまぶして唐揚げと同じようにカラッと揚げれば完成!出来立てアツアツのものであれば、感心してしまうほど、唐揚げ風の食感と味が楽しめるので、同駅といわず、秩父地区で見かけたら、騙されたと思って一度食べていただきたい!ちなみに、煮物や炒め物としても利用できるが、鶏肉感はいまいちなので、やはり揚げ物が一番である。ちなみに、私もたまに言い間違えてしまうのだが、誤っても嫁姑の前で〝憎たらしい〟と読み間違えてはいけない。さもないと場の空気が凍り付いてしまうことこの上ない。

【画像:右】秩父市大野原に店を構える〝せきた食品〟のそばが、こちらの『秩父地そば』(575円 / 300g)である。秩父ではよく知られている大手らしく、特に同駅でしか購入できないというわけではないが、せっかくなのでそば製品も、試しに一品試食してみることにした。今回は、やや日持ちのする半生タイプのそばを購入してみたが、ご覧のとおり細麺(1.5mくらい?)である。茹で後は、そばの実の皮が良く目立つ店で出されるような本格的なそばに仕上がっており、食欲をそそる。肝心の味の方はというと、見た目から、つるっとしたのど越しの良いそばかと思っていたのだが、実際、食してみるとやや粉っぽくのど越しもそれほどよくはないため、素朴な田舎風のそばのようである。これはこれで普通にウマいのだが、つるっとしたのど越しやしっかりとしたコシのある食感が好きだという者には、あまりおすすめしない。ちなみに、せきた食品は、他にも生タイプのそばやうどん、おっ切り込みなども販売しているので、好みの麺をチョイスしてほしい。
龍勢まんじゅう
同駅で販売している安定感のある手土産が、20年以上も販売し続けている名物『龍勢まんじゅう』である。手に取るとまだホカッとした温もりが感じられるため、午前中であれば出来立ての饅頭が食べられそうだ。さて、こちらの龍勢まんじゅう、一般的な温泉まんじゅうなどに比べると、1まわり、いや!2まわりはサイズが大きいボリューミーなまんじゅうである。しかし、あん(粒あん)は甘さ控えめなので、1つ、2つはペロリと完食してしまえるのではないだろうか。ちなみに、味は2種類あるようだが、個人的には黒糖のほのかな甘さも口の中に広がる黒糖味の龍勢まんじゅうがおすすめである。冷めてもおいしいのでちょっとした手土産にも良さそうだ。

余談だが、この『龍勢まんじゅう』、ふきはの会という3人のかあちゃん連中が作っているのだが、このネーミングの由来は、ふさこさん・きよこさん・はつえさんの3人の頭文字を取って「ふ・き・は」と名付けたんだそうな…。ところが、現在はきよこさん1人(高齢のため?)になってしまっため、厳密には〝きの会〟になってしまったらしい。このままでは、龍勢まんじゅうが店から消えてしまうことも考えられるので、同駅に立ち寄った際には、ぜひ、名物まんじゅうを食べてほしい。


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訪問日:2015.9.14(更新日:2015.9.17)

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